老後資金はいくら必要？シンプルな計算方法と目安を解説

「老後資金って、結局いくら必要なの？」

多くの方が一度は気になったこの疑問。
ニュースなどで話題になった「老後2,000万円問題」ですが、実際は人それぞれ。生活スタイル・家族構成・年金の受取額によって大きく異なります。

とはいえ、複雑な計算は不要。
ファイナンシャルプランナー（AFP）の視点から、誰でもできる「シンプルな計算式」で必要な老後資金を“見える化”する方法をご紹介します。

✅ 老後資金を考える前に押さえておく基本要素

老後の生活費は現役時代より減ることが多いですが、実際には月20万〜30万円程度かかる世帯が一般的です。

主な内訳は…

老後の主な収入源は以下のとおり：

👉 いくら受け取れるか分からない場合は、**「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」**をチェック。

老後資金の目安は、以下の計算式で簡単に出せます👇

必要資金＝（月の生活費 − 月の年金収入） × 12ヶ月 × 老後の年数

👉 7万円 × 12 × 30年＝ 2,520万円

👉 2,520万円 − 800万 − 300万＝残り1,420万円を準備

老後資金は「2,000万円なければダメ！」ではなく、自分の生活スタイルに合わせて考えるものです。

今日ご紹介したシンプル計算式を使えば、誰でも目安額を算出できます。

👉 まずはざっくりでもOK。
「自分にとって本当に必要な準備額」を確認することから始めてみましょう。